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住宅ローンを借りるには「保証料」「事務手数料」をチェック!低金利の方が損に?

人生で一番大きな買物は大半の人が「住宅」でしょう。

そのため住宅ローンを何にするかの選択肢は、最も人の頭を悩ませる決断のひとつと言えます。

ここでは、このローンの総額に深くかかわる「保証料」と「事務手数料」について学んでいきましょう!

 

金利以外が意外とかかる!?「保証料」「事務手数料」とは何か?

3つの代金を計算するイメージ

住宅ローンを選ぶときの決め手は「総額」です。

これは金利・登記関連費・印紙代・保証料・事務手数料などによって変わり、中でも金利・保証料・事務手数料はローンごとに大きく異なることがあります。

そのため、利用者はこの3つの費用について目を見張ってお金を借りる必要が出てくるのです。

 

まず、金利・保証料・事務手数料が一体何かについてみていきましょう。

 

「金利」

住宅ローンを組むときに、金融機関からお金を借りた総額にかかる利子を計算するためのものです。

この利子が低いほど返済時の支払額が少なくてすみます。

 

「保証料」

借主が住宅ローンを利用するときに、金融機関は万が一の返済遅延時のお金を立て替えてくれる保証会社と契約を結びます。

この保証会社は借主の返済が数ヶ月滞ると、貸主である金融機関に対して、借金の返済を代わりに行います(代位弁済)。

その契約関連費用がこの保証料です。

 

「事務手数料」

主に審査費用として使われます。

特にネット銀行などの保証料なし(保証会社を使わない)の住宅ローンは、自社での審査が必須なためこの事務手数料が手間賃として高く設定されています。

 

具体的な「金利」「保証料」「事務手数料」はどうなっているか?

 

住宅ローンでは3つの費用に差があることがわかったところで、ここからは実際のローン商品について見ていきます。

 

例として、三菱UFJ銀行「ずーっとうれしい金利コース」、三井住友銀行「最後までずーっと引き下げプラン」、楽天銀行「住宅ローン(変動金利)」、イオン銀行「住宅ローン(変動金利)」の一覧表を見てみましょう。

 

金利(変動)

保証料(分割)

事務手数料

三菱UFJ銀行

0.625〜0.875%

金利に+0.2%

32,400円

三井住友銀行

0.625〜0.775%

金利に+0.2%

32,400円

楽天銀行

0.507〜1.157%

0円

324,000円

イオン銀行

0.57%

0円

432,000円(定率型)

(2016年11月20日現在)

実は保証料の払い方には表中の「分割」と「一括」の2種類があり、一般的には後者の一括前払いの方が安くなることが多いのです。

平均的な住宅ローンのケースだと、一括前払いの保証料が「50万円程」、分割払いが「100万円程」と約2倍の差が出ます。

ただし、これはケースによってまちまちなので住宅ローンの担当者に相談する必要があります。

 

ちなみに、よく変動金利の住宅ローンの商品名やコピーに「ずっと」という継続を表す言葉が使われています。

実はこの「ずっと」は金利そのものではなく金利の「引き下げ率」について言っているのです。

 

少しややこしいですが、あくまでも変動金利ですので景気により上にも下にも変わることに注意してください。

どうしても、金利の上昇リスクを取りたくない方は「固定金利」の住宅ローン商品を選ぶとよいでしょう。

 

具体的にはいくらかかる?比較するためにシミュレートしてみました!

 

では先ほど例に挙げた住宅ローンのうち三菱UFJ銀行とイオン銀行ついて、具体的なシミュレーションをしていきましょう。

 

シミュレーション条件は「借入額2,000万円、ボーナス返済なし、借入期間25年」でそれぞれの最優遇金利を採用した元利均等返済方式とします。

 

三菱UFJ銀行(0.625%+保証料分0.2%)は総返済額が22,172,457円です。

内保証料は金利に含まれており、事務手数料は32,4000円となっています。

 

イオン銀行(年0.57%)は総返済額が21,895,416円です。

内保証料が0円、事務手数料が432,000円となっています。

 

この2つのシミュレーション結果から、イオン銀行の方が277,041円の節約になることが分かります。

事務手数料が10万円以上高いのにもかかわらず、金利が低いために総返済額が30万円弱違うことになります。

 

金利だけではない!?住宅ローンを選ぶ上での注意点とは?

住宅ローンにかかる金額を比較しているイメージ

さて、この結果からわかるのはマイナス金利政策などの影響で、住宅ローン全体の金利がかなり安い現在だと、低金利のネット銀行(イオン銀行など)が飛び抜けて安くなるわけではないということです。

 

つまり住宅ローンは金利面で「どんぐりの背比べ」となっていると言えるでしょう。

金利だけに着目してもあまり意味はなく、「保証料」と「事務手数料」にも合わせて目を向けて、初めてお得なプランを見つけることができるのです。

この点が「保証料」・「事務手数料」が通常はかからないカードローンなどとの違いです。

 

住宅ローンは多くの方にとって一生に一度の利用でしょう。

そのため「人生で一番大きな買い物であるからこそ、知識があまりない」というジレンマが生まれがちです。

各金融機関のローンシミュレーターを活用しつつ、自らに合ったローン商品をしっかり検討することをお勧めします。






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