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住宅ローンの借り換えのデメリット

 借り換えは面倒な手続きが必要になりますから、当然メリット(返済総額の軽減)を期待して行います。
通常では、借り換えにかかる費用よりも借り換える事によって軽減される利息が大きい場合にメリットが発生します。
例えば金利を1%軽減できれば、毎月の住宅ローン返済額が約1万円ほど少なくてすみます。

しかしそれ以外にも借り換える事で住宅ローンの返済を楽にする方法があります。

【繰上返済】
  普通預金や定期預金を利用して借り入れ金額を減らすのも一つの方法です。本来、預金とローンの両方がある状態は効率が悪いため繰上返済を行うと良いでしょう。
しかし、毎月の住宅ローンは負担なく返済できているので急いで繰り上げ返済を行う必要はないと考えている方も少なくないかと思います。
住宅ローン減税1%以下の金利で借り入れている方以外は、無駄な利息を支払っているという事になりますので、すぐに必要にならない預金を利用して借入れ金額を減らす事は家計の負担軽減に有効な方法といえます。

【援助】
  親に援助してもらうという事も一つの方法です。親の援助を受ける事は気が引けるかもしれませんが、金融資産が60才以上のシニアに偏っている為お金の動きが少ない状態の日本では、シニア世代から援助を受けるという事は日本経済にとって良い事になります。
そのため、住宅購入に必要な資金であれば1500万円までの贈与税に非課税枠が設定されています。
資金援助に抵抗がある場合は親からお金を借りるという方法も検討してみると良いでしょう。ただし税務署に贈与ととられないようにするために借用書などの書類をそろえ、返済には銀行振り込みを利用するなど注意しなければなりません。
 
 上記の方法は住宅ローン返済の負担を軽くするために有効だと言えますが、下記のようなあまりおすすめできない方法もあります
 
【返済期間の延長】
  借り換えの場合返済期間は、借り換え前に残っていた返済期間に合わせる事が通常です。(住宅ローンの残りが20年であれば、借り換え後も20年)しかし、返済期間を30年~40年まで延ばす事ができる金融機関が一部あります。

〈例〉
 ・借入れ額 2000万円
 ・金利    3%

 ・返済期間  20年 月々 約111000円
          30年 月々 約 84000円

 返済期間を延長するj方法は簡単に行えて毎月の返済額を減らす事ができますが大きなデメリットがあります。

〈デメリット1 利息額が膨らむ〉
 〈例〉
 ・返済期間  20年 約 667万円
          30年 約 1042万円
 なんと375万円も増額してしまいます。

〈デメリット2 完済年齢〉
 もともとの住宅ローンを30歳で30年ローンで借入れていたとします。この時で完済年齢が60歳、そこから10年延長すると70歳となってしまいます。
退職金で住宅ローンを完済する事ができるかもしれませんが、今の時代退職金をあてにするのはとても危険な気がします。
「返済期間を延ばす事で毎月の返済額を軽くする」という方法は、少し先の未来を想像すると手を出してはいけない方法だと考えておいた方が無難だといえそうです。






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